【管理栄養士監修】ミルクチョコレートとビターチョコレートの違いを解説!配合の違いや、テイスト、カロリーの違いなどを紹介していきます。ビターチョコレートのほうがカロリーが低いと思っている方、実はそうとも限りません!本記事を参考に、ミルクとビターの違いを理解し、チョコレートを選んでみてください。
ミルクチョコレートとビターチョコレート(ダークチョコレート)の違い
ミルクチョコレートとビターチョコレートの違いを、「配合物の違い」「食べ心地の違い」の2つに分けて解説します。
ミルクチョコレートとビターチョコレート(ダークチョコレート)の違いは、ミルク入りかどうかと、カカオ分の配合割合です。
ミルク(乳製品) | カカオ分 | |
ミルクチョコレート | 入れる | 一般的に20~40%程度 |
ビターチョコレート | 入れない・ごく少量 | 一般的に40〜60%以上 |
ミルクチョコレートとビターチョコレートでは、「ビターのほうがカカオが多そう」というイメージをもっている方は多いでしょう。
しかし明確に「何%以上からはビターチョコレート」といった規定はなく、一般的にミルクをほとんど使わず、チョコレート全体のおおよそ40〜60%以上のカカオ分を含んでいるものが「ビターチョコレート」として販売されています。
【カカオ分とは】
カカオ分とは、カカオ豆をペースト状にした「カカオマス」と、カカオマスから圧搾した油脂分「ココアバター(カカオバター)」の総称。
「カカオ分◯%」というと、カカオマスとココアバターの合計量がチョコレートに対して何%含まれているかを指します。
▼富澤商店の大容量ハイカカオチョコレートパックがお買い得!
ミルクチョコレートとビターチョコレートは、甘いかどうかだけでない食べ心地の違いがあります。
- ミルクチョコレート:ミルクが入っている分、口どけがなめらか。ビターチョコより甘さがある商品が多い。
- ビターチョコレート:カカオ分が多い商品ほど舌の上で口どけしにくく、ねっとりとした口残りがある。カカオ分量が多いほど苦い。
ビターチョコレートが苦手な人のなかには、苦さ以上にねっとりとした独特の口残りが苦手という人もいるでしょう。
ビターチョコレートは「ミルクチョコレートよりカロリーが低い」は勘違い
一般的にはミルクチョコレートのほうがビターチョコレートのほうが甘いため、「ビターのほうがカロリーが低そう」と思う方もいるでしょう。
しかし、ミルクチョコレートよりビターチョコレートのほうがカロリーが低いとは限らず、商品によります。
商品によっては、ビターチョコのほうがカロリーが高いこともあります。
ここでポイントなのが、糖と脂質の1gあたりのカロリーが大きく異なるという点。
- 糖:1gあたり4kcal
- 脂質:1gあたり9kcal
ミルクチョコレートのほうが甘みのある商品にするために、砂糖を多く配合する可能性があります。
ビターチョコレートはカカオ分の割合が高く、一般的にミルクや砂糖は少なめですが、油脂であるココアバターが多いとその分カロリーも高くなります。
つまり、脂質であるココアバターは少量でカロリー増加へのインパクトが大きいのです。
カロリーでチョコレートを選びたい場合は、商品に記載されている栄養成分表示を確認して購入しましょう。
ミルクチョコレートよりビターチョコレートのほうが健康的?
ビターチョコレートには、より高い割合でカカオが含まれるのが一般的。カカオの健康効果には以下のようなものがあります。
・抗酸化物質が豊富。細胞のダメージを抑制し、健康な細胞を保つのに役立つ
・動脈硬化や高血圧のリスクを低減するとされるポリフェノールも豊富
一方でカカオには、デメリットととれる要素もあります。
・カフェインも豊富に含まれ、摂取しすぎは覚醒(眠つきが悪くなる)や頭痛を引き起こす場合もある
つまり、ビターチョコレートはポリフェノールによる健康効果もありつつ、カカオに含まれるカフェインも豊富になります。
チョコレートに含まれるカフェインはコーヒーほどの量ではありませんが、妊婦や子どもなどカフェイン摂取を控えたい人はビターチョコレートの食べ過ぎに注意しましょう。
また、食事での健康の大原則は「やりすぎない」こと。ビターチョコレートが身体によいからといって、食べすぎては過剰な糖質やカロリー摂取にもなります。ほどほどに楽しみましょう。
▼ハイカカオチョコレートをお得に楽しめる!訳ありチョコがおすすめ!
【1000円ポッキリ 送料無料 訳あり カカオ85 チョコレート 290g 】カカオチョコレート カカオ85% クーベルチュール ネコポス発送 カカオ70%以上 ハイカカオシリーズ 効果 業務用サイズ 高カカオ カカオ80%以上 カカオ70%以上 プチギフト バレンタイン クリスマス |
ミルクチョコレートとビターチョコレートの違いを理解して楽しもう
ミルクチョコレートとビターチョコレートの違いを解説しました。
ビターチョコにはカカオが多く含まれるため、ポリフェノールが豊富。健康意識の高い人にはビターチョコレートが向いているでしょう。
しかしその分カフェインも多く含まれるため、カフェインで寝つきが悪くなりがちな人であれば、食べる時間帯に気をつけながら食べるのがおすすめです。
<ランキング>ダイエット系ペットボトル茶どれが最強?市販7商品を徹底比較!