お茶の違い解説!日本茶・緑茶・紅茶・中国茶・プーアル茶は何が違う?

緑茶・紅茶・茶の樹は一緒。中国茶・プーアル茶の違い

日常的に馴染み深い各お茶について、何が違うのか解説します!

この記事で下記がわかるようになります。

  • 「日本茶」と「緑茶」の違い
  • 日本茶(緑茶)・紅茶・中国茶・プーアル茶の違い、共通点
  • ほうじ茶・ウーロン茶はどこに分類され、何が違うのか

聞いたことがある方もいらっしゃることかと思いますが、緑茶・紅茶・中国茶の元となる茶の木は一緒です!では尚更何が違うのか?ペットボトルのお茶を含め私たち日本人が日常的に飲むものですから、この辺りの違いはざっくりとでも把握しておきたいですね!

日本茶と緑茶の違い

「日本茶」は日本で生産されるお茶の総称。緑茶・ほうじ茶・玉露などは、日本茶のうちの一種です。

日本茶と緑茶の違い
日本茶日本で生産されているお茶の総称
(ここには日本産の紅茶なども含まれるますが、一般的には「緑茶」を指すことがほとんど)
緑茶生葉の発酵を加熱で止める製法で作られた日本茶。「不発酵茶」とも呼ぶ。

緑茶・紅茶・中国茶・プーアル茶の違い

本画像は装飾

緑茶・紅茶・中国茶・プーアル茶は、皆同じ「チャ」の木からできているという共通点があります。そして同じチャの木からできた茶葉が、発酵の違いによって緑茶・紅茶・中国茶・プーアル茶に分かれます。

  • 違い:緑茶は発酵させず・紅茶や中国茶は発酵させている
  • 共通点:緑茶も紅茶も中国茶も元は同じ「チャ」の木からできている

詳しくみていきましょう。

緑茶・紅茶・中国茶・プーアル茶の共通点:茶(チャ)の樹は一緒

緑茶・紅茶・中国茶などは、どれも大まかにはほぼ同じ種類の「チャ」という植物からできています。

そのチャ植物の中にさらに種類があり、「中国種」と「アッサム種」の2つの種類があります。

中国種の特徴

緑茶は一般的に中国種

全体的に丸みを帯びた、日本国内の茶園にあるモコモコした茶樹です。

中国種の茶園。アッサム種と中国種の違い
  • 枝分かれが多く、幹がはっきりしていない
  • 背丈2~3m
  • 葉は小さめ。先端が丸く、濃い緑色
  • 寒さに強い
  • アジア広域にあり
  • 緑茶や中国茶向き

中国種は日本でも一般的に栽培されている茶樹です。茶園というと、低い背丈の木がもこもこと生えて並んでいるイメージがあると思いますが、まさにそれが中国種のチャの木です。

たしろ
たしろ

中国種はイメージしやすいと思います。ちなみに写真に写っているのは私です。笑

アッサム種の特徴

アッサム種は紅茶向きであり、日本人にはあまり見慣れない種類です。丸みを帯びた中国種と異なり、すらっとしたイメージです。

アッサム種の農園。中国種とアッサム種の違い。
  • 枝分かれが少なく、直立して成長。
  • 背丈は10m〜に成長する
  • 葉は尖っており、淡い緑色
  • 寒さに弱い
  • インド・スリランカに多い
  • 発酵しやすい
  • 紅茶向き

※写真中の大きい木のほうではなく、一面に茂っている低木のほうから収穫しています!

中国種が全体的に丸みを帯びているのに対し、アッサム種は背が高くスラッとした見た目。背丈は10m以上に育ちます。こちらは紅茶の製造に向いています。

ちなみに背が高くなるとは言っても10メートル以上の木から葉を刈っている訳ではなく、日本の茶園と同じような背丈の状態から葉を刈り取っているようです。(写真に写っている大きな木は日陰を作るために育てているそう。)

インド・スリランカに特に多く生育していますが、どちらの国もエリアによって大きく気候が違うため中国種もアッサム種の2種とも存在します。

緑茶・紅茶・中国茶・プーアル茶の違い:発酵

茶葉は何もしなければ摘み取った直後からどんどん発酵が進みます。ここで発酵を止めない製法が紅茶中国茶、加熱によって発酵を止めるのが緑茶です。

世界に存在する代表的なお茶たちの違いは、主に”発酵”にあります。

不発酵茶緑茶加熱によって発酵を止める
発酵茶紅茶完全に(発酵終了まで)発酵させる
半発酵茶中国茶ある程度の発酵状態で止める
後発酵茶プーアル茶茶葉自身の酵素ではなく、微生物を用いて発酵させる

上記表が発酵の違いです。

中国茶をイメージしづらい方もいるかと思いますが、日本人に最も馴染み深い中国茶にはウーロン茶があります。プーアル茶も中国由来の茶なので中国茶ですが、発酵方法が異なるため分けて記載しました。

たしろ
たしろ

緑茶が元の茶葉に近い美しい緑・黄緑色をしているのは、発酵させないからです! 紅茶や中国茶・プーアル茶などの他のお茶は、発酵期間に違いはあれど皆発酵させます。

※ 紅茶の製法であり別名の「発酵茶」ですが、完全発酵茶と呼ばれることもあるようです。

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